2015年11月26日

感染性胃腸炎の嘔吐と下痢のケアについて

日に日に寒さが増してきましたね。朝晩はもちろん、日中も冷たい風が吹くようになってきました。鼻水が出る子や喘息の発作を起こす子など体調を崩している子どもが増えています。早寝早起き、手洗いうがい、しっかり食事をとるなど、生活習慣に気をつけて元気に過ごしたいですね。宮崎市では感染性胃腸炎が急激に増えており、次いで溶連菌感染症も増えています。あゆみキッズでは、感染性胃腸炎が非常に多く、他には流行性角結膜炎や喘息、いわゆる風邪での利用が多くなっています。

今回は『嘔吐と下痢のケア』についてお知らせします。

『嘔吐と下痢のケア』について

・嘔吐した時には、速やかに吐いた物を片付ける。

・嘔吐後は再び嘔吐することがあるので、口をすすがせ、窒息しないように顔を横向きにして寝かせる。

・嘔吐後は20〜30分間は何も与えずに様子をみて、時間が経過したら体温程度に温めた白湯またはイオン飲料を20cc程飲ませて様子をみる。

・1回目の水分補給後は、再び20〜30分程時間を空けて、その後20cc程水分補給をするという行為を繰り返して、こまめに水分補給をする。

・嘔吐後に時間を空けても、嘔吐するようなら、吐き気止めを使用して、30分以上時間を空けて、少しずつ水分を与えてみる。

・冷たい飲み物やオレンジなどの柑橘類は、刺激になり逆に嘔吐を誘発してしまうので、避けましょう。

・水分が少しずつ取れたなら、様子をみながら重湯や野菜スープの上澄みなどから食事を与えてみましょう。

・何度も下痢が出ると、お尻がかぶれたりして痛がることが多くなるので、こまめにお尻を洗って、決してこすらないようにしましょう。

・下痢がひどい場合の食事は、乳児の場合、離乳食は今の段階の1つ前の段階に戻して与えます。

・離乳食の初期の場合は、離乳食は中止にしてミルクのみで様子をみます。

・普通食の場合は、ご飯をおかゆにしたり、消化のよいものを与えるようにします。

・乳製品や果物、繊維の多い物、消化の悪い物は控えましょう。

※こんな時にはすぐに病院へ!

・吐き気止めを使用しても、嘔吐が治らない。

・活気がなく、ぐったりしている。

・嘔吐と下痢が激しい。

・痛い時は激しく泣き、治ると何事もなかったかのように落ち着いているような、一定の間隔を置いて腹痛がある場合は、腸重積症を起こしている可能性があるので、注意が必要です。

※今、感染性胃腸炎が非常に増えています。手洗いうがいをしっかり行って、感染しないように気をつけましょう。

看護師からのアドバイス

Go To Top