2014年09月25日

『病児保育専門士』の資格とRSウイルス感染症について


朝晩がだいぶ冷え込むようになりましたね。それでも、日中はまだまだ汗ばむ陽気です。この気温の差に体調を崩しやすいので注意が必要です。また、運動会の練習で子ども達は大変疲れています。早めに休ませてあげるように心がけましょう。最近のあゆみキッズでは、RSウイルス感染症が増えています。宮崎市全体でも急激に増えてきています。感染しないように気をつけたいですね。
今回は、『病児保育専門士』という資格についてとRSウイルス感染症についてお知らせします。
『病児保育専門士』
・「病児保育専門士」とは、病児・病後児保育室に勤務する保育士・看護師を対象とし、病児保育の専門性を高め、さらに家庭での看護方法などの研鑽を積み、家庭での「家庭看護」へつなぐことにより、病児保育を通して究極の子育て支援を行うことのできる保育士・看護師のこととする。
(一般社団法人 全国病児保育協議会より抜粋)
・昨年より、一般社団法人 全国病児保育協議会で始まった認定資格制度です。
・合計4日間の講習会を経て、レポートを提出し、面接口頭試験を受けて、晴れて資格認定となる資格です。
・あゆみキッズでも、2名の看護師が挑戦し、見事に資格取得することができました。これから、もっともっとあゆみキッズを安心して利用できるように、そして安全に過ごせるように努力して行きたいと思います。
●RSウイルス感染症について●
・毎年冬に流行し、乳児の半数以上が1歳までに、ほぼ100%が2歳までに感染し、その後も一生再感染を繰り返し、少しずつ免疫を付けていく。
・接触・飛沫感染で、感染力が非常に強い。
・潜伏期間は、2〜7日。
・症状は発熱、鼻水、咳、喘鳴(ゼロゼロ、ヒューヒュ、ゼーゼー)などの風邪症状が主である。
・鼻水に始まり、熱(38℃〜39℃)が3〜4日続き、急に呼吸が早くなり、咳と息を出す時に、ゼーゼーやヒューヒューと音(喘鳴)が聞こえるようになる。
・乳児が感染すると、重症化しやすく、特に6ヶ月以下の乳児は入院するケースが多くなります。
・徐々にひどくなり、細気管支炎(気管支が枝分かれして細くなった部分の炎症)や肺炎を起す事が多い。
・2歳以下に多発し、2歳以上では特に激しい症状はなく、鼻風邪程度である。
・ウイルスなので、抗生物質が効かず、症状に応じた治療をしていく。
・吸入や吸引をしたり、長期に渡り風邪のたびに喘鳴を伴い、吸入が必要になる子どももいます。
・症状がひどくなると、チアノーゼ(唇や顔色が悪くなる)を起したり、呼吸困難を起したりする。
・熱が下がっても、咳や喘鳴などの症状は悪化していく場合が多いので、呼吸状態には十分に注意が必要です。
●咳と喘鳴(ゼロゼロ、ゼーゼー)のケア●
・安静にしましょう。(動くとたくさんの酸素が必要になって、呼吸が苦しくなってしまいます。)
・こまめに水分補給をましょう。( 鼻水や痰を柔らかくします)
・咳が治まらない時は、起して背中をさすったり、叩いたり、立て抱っこにしたりして安心させましょう。
・咳で眠れないときは、ベビーラックや布団を丸めて背中の部分を少し起すように寝かせてあげると、呼吸が楽になります。
・咳がひどくて、ミルクや母乳が飲めない時には、ゆっくり時間をかけて、少量ずつ休みながら飲ませましょう。
※こんな時にはすぐに病院受診をしましょう!
・唇の色が紫や、黒っぽくなっている時
・顔色が青白くなった時
・手足や爪が紫色になったり、血色が悪い時
・咳が激しく、水分も摂れずにぐったりしている時
・小鼻をピクピクさせて、あえぐような呼吸をしている時
・胸がぺこぺこと上下するような呼吸をしている時
・ハーハーと浅い呼吸をしている時
※乳児は特に呼吸数に注意して様子をみましょう!
(1分間に40回程度が普通で、60回近くになると要注意!!)
●体調に十分留意して、健康に過ごさせてあげたいですね。

看護師からのアドバイス

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