2014年07月30日

熱中症について


「熱中症」は、高温多湿な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなり、体に熱がこもった状態をいいます。屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症する危険があります。

<熱中症予防のポイント>
㈰ 暑さを避けましょう
・日射しが強いのは午前10時ごろ〜午後2時ごろなので、この時間帯の外遊びは控えましょう。また外出時は日陰を利用したり、こまめな休憩をとりましょう。
㈪ 室内環境を整えよう
・涼しい室内から、急に気温の高い外へ出ると、体力が奪われて危険です。室内は冷やしすぎず、室温は28℃程を目安に空調設定をしましょう。
・湿度が高いと汗が乾きにくくなって不快感が増すとともに、体温が下がらず、熱が体にこもって熱中症にかかりやすくなります。室温とともに湿度もチェックするようにしましょう。
㈫つばの広い帽子や日傘を使いましょう
・頭だけではなく、後頭部や首も、日光から守りましょう。
㈬涼しい格好をしましょう
・体の蓄熱を避けるため吸湿性や速乾性のある衣類を選び、形は体を締め付けないゆったりとしたものを着用するようにしましょう。
㈭ベビーカーは短時間で!
・ベビーカーは、アスファルトの照り返しで熱がこもります。長時間の移動は避けましょう。
㈮子どもを一人にしない!
・子どもを車や部屋に一人で残さないで下さい。クーラーをつけていても危険です!
㈯こまめな水分補給を!
・室内でも外出時でも喉が渇いてからではなく、30分毎など目安を決めて、水分をこまめに取りましょう。

<「熱中症?」と思ったら・・・>
㈰涼しい場所に移動する
・風通しのよい日陰やエアコンの効いている室内など、涼しい部屋へ避難させる。
㈪体を冷やす・衣類をゆるめ、濡らしたタオルで体を拭く。うちわや扇風機の風を当てて、体にこもった熱を逃がす。
※体を冷やす時には、とくに首の周りや、脇の下、足の付け根などを重点的に冷やすと効果的です。
㈫水分を少しずつ与える・麦茶や子ども用のイオン飲料などを一口ずつ様子をみながら与える。

<こんな時にはすぐに病院へ!>
●唇や皮膚がかさかさしている。
●おしっこが普段より少ない。
●暑いのに汗をかいていない。
●顔が赤い、又は青白い。
●だっこすると体がほってっている。
●一日中、うとうとしている
●ぐったりしている。

<こんな時には救急車を!>
●39℃以上の熱がある。
●けいれんしている。
●意識がない。
● 水をまったく飲まない。

熱中症は正しい知識があれば予防することができます。正しい予防法を身につけて、暑い季節を安全に元気に過ごしましょう。

看護師からのアドバイス

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