2014年11月26日

インフルエンザ予防接種と感染性胃腸炎について


急に朝晩の冷え込みが激しくなってきました。日中も冷たい風が身にしみる季節になりました。寒いからといって厚着をしないように注意して、元気に過ごしましょう。最近のあゆみキッズは、感染性胃腸炎や流行性角結膜炎などの感染症と喘息性気管支炎や急性気管支炎などの咳や喘鳴の症状のある風が多くなっています。喘息の発作を起こすお子さんも増えています。手洗い・うがいをしっかり習慣付けて、元気に過ごしましょう。今回はインフルエンザの予防接種と感染性胃腸炎についてお知らせします。
※水痘(みずぼうそう)の予防接種が、10月から定期接種に追加になりました。
『インフルエンザの予防接種』
・インフルエンザの予防接種が始まっています。
・宮崎市では毎年12月から1月にインフルエンザの流行が見られます。
・接種してから2週間以上経過しないと効果が出ません。
・1回目と2回目の接種の間隔は、1~4週間です。
・13歳未満は、2回接種が必要なので、12月中旬までには2回目が終わるように計画をして、接種をしましょう。
・予防接種をしても、感染することがありますが、重症化を防ぐことができます。また、感染しても症状が軽くて済みます。
・必ず、かかりつけの病院に電話で予約をしてから、予防接種をしましょう。
『感染性胃腸炎について』
・感染性胃腸炎はさまざまな呼ばれ方をしています。
・「ウイルス性胃腸炎」「急性胃腸炎」「嘔吐下痢症」「乳児冬期下痢症」「感冒性下痢症」「感冒性嘔吐症」など、すべてが感染性胃腸炎です。
・原因はいろいろなウイルスがありますが、代表的なものは、ノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルスなどです。
・感染経路は、経口または飛沫感染で、潜伏期間は1~3日です。
~症状~
・突然の激しい嘔吐、ついで下痢が起こる。
・嘔吐だけだったり、下痢だけだったりする場合もある。
・発熱することもあり、38~39℃の高熱が出ることもある。
・下痢は3~7日ほど続く(長くなる場合もある)
・ロタウイルスの感染だと、便が白っぽくなることが特徴的です。
・感染性胃腸炎は、初めての感染は激しい症状が出るが、2回目以降は症状が軽くなる場合がある。
・気持ちが悪いと訴えられない子どもは表情や様子に注意しなければならない。
・嘔吐する前は、顔色が青白くなったり、急に食欲が低下したり、活気がなくなったりする。
~治療~
・嘔吐がひどい時は、吐き気止めを使用して様子を見る。
・食前に吐き気止めの内服が処方される場合が多い。
・下痢には整腸剤の処方がほとんどだが、中には毒素を吸着する下痢止めが処方される場合もある。
~ケア~
・嘔吐した時には、速やかに吐いた物を片付ける。
・嘔吐後には、再び嘔吐しないように、口をすすがせ、窒息しないように顔を横にして寝かせて様子を見る。
・嘔吐後は、20~30分間は何も与えずに様子をみて、時間が経過したら、体温程度に温めた白湯やお茶・イオン飲料など20ccほど飲ませて様子を見る。
・嘔吐がないようなら、時間の間隔を開けながら水分補給をする。
・時間を空けて水分を与えても嘔吐が治らないようなら、吐き気止めを使用して、30分以上経過してから、少量ずつ水分を与えてみる。
・冷たい飲み物やオレンジなどの柑橘類は、刺激になり嘔吐を誘発するので、避けましょう。
・何度も下痢が出ると、お尻がかぶれたり、痛がったりするので、こまめに洗ってあげましょう。
・食事は乳製品や果物を控えたり、消化の良いものを与えるようにしましょう。
⚫︎こんな時にはすぐに病院受診をしましょう!⚫︎
・吐き気止めを使用しても、嘔吐が治らない。
・活気がなく、ぐったりしている。
・嘔吐と下痢が激しい時。
・間隔を老いて痛がる時は、腸重積症の可能性があるので注意!
~消毒について~
・吐いた物は素手で触らないように、使い捨ての手袋を着用し、使い捨ての布やペーパータオルなどで拭き取る。
・吐いた所は、0.1%に薄めた家庭用塩素漂白剤で拭く。
・拭き取った物は、流水で洗い、0.02%に薄めた家庭用塩素漂白剤に30分ほど付け置きし、他の洗濯物とは別に洗濯する。
・ウイルスが残りやすい便器やドアノブは、0.02%に薄めた家庭用塩素漂白剤で拭く。
⚫︎消毒液の作り方⚫︎
・1ℓの水に対して、家庭用塩素漂白剤を20cc入れる。(0.1%)
・2.5ℓの水に対して、家庭用塩素漂白剤を10cc入れる。(0.02%)

看護師からのアドバイス

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