2015年02月14日

インフルエンザについて


寒い日が続いてますね。12月から始まったインフルエンザの流行はもうを振るいました。2月にに入ってから、ピークは過ぎてきたようですね。しかし、まだまだ気は抜けません。今流行しているインフルエンザは香港A型ですが、他にもソ連A型、新型、B型などがあります。宮崎市でもインフルエンザB型が出てきているようです。手洗い・うがいをしっかり行って、感染しないように気をつけましょう。今回はインフルエンザの症状や治療、検査についてお知らせします。

⚫️インフルエンザについて⚫

〜原因〜

・インフルエンザウイルスによる感染で、毎年流行する型は違うが、大きく分けて香港A型、ソ連A型、B型があり、感染力が非常に強いです。

〜感染経路と潜伏期間〜

・くしゃみ、鼻水、咳による飛沫感染で、ウイルスに汚染された手指からも感染する。

・潜伏期間は1〜2日程度である。

〜症状〜

・急に40℃前後の高熱が出て、それに伴い悪寒や頭痛、咳や鼻水、喉の痛み、関節痛、倦怠感などの症状がでる。

・吐き気や腹痛、下痢などの胃腸症状も出ることがある。

・症状は3〜4日程度で軽快し、咳も1週間程度で治まってくる。

・普通の風邪よりも症状が重い。

・重い合併症(中耳炎、肺炎、脳炎、脳症)などを起こすことがある。

〜治療〜

・抗ウイルス剤(タミフル、リレンザ、イナビル)などの内服・吸入を行う。

・抗ウイルス剤は、発症して48時間以内に内服または吸入しないと効果がない。

・リレンザやイナビルは、吸入する薬なので、5歳以上で上手に吸入ができる人が対象になります。

・タミフルは副作用として、異常行動の恐れがある為、10〜20歳は使用禁止となっています。

・タミフル内服後に、保護者か監視していれば、10〜20歳でも内服は可能です。

※抗ウイルス剤は、ウイルスの増殖を抑える薬なので、熱が下がったからとって、内服や吸入を途中で中断すると、再びウイルスが増殖して熱が上がることがあるので、処方された分は必ず飲みきるようにしましょう。

〜ケア〜

・十分な睡眠をとり、安静にして消化のよいものを食べましょう。

・高熱が続くので、脱水にならないようにこまめに水分補給をしましょう。

・室内の乾燥を防ぐため、またインフルエンザウイルスは湿度が高いと活性化が弱まっていくので、加湿器などを使用して、湿度を60〜70%に保ちましょう。

・発熱することは、病原体に対する防御反応なので、むやみに解熱剤を使用することはやめましょう。

※高熱で眠れない、食べられない、機嫌が悪い時には、病院で処方された解熱剤を使用して様子を見ましょう。

〜登園•登校基準について〜

・「発症から5日経過するまで、かつ解熱後3日経過(小学生は解熱後2日経過)してから登園・登校」

・発熱した次の日が発症1日目となるので、その日から5日間は絶対に登園・登校はできません。

・また、5日経過していても、解熱後3日経過してなければ登園・登校はできません。

・詳しくは表をご覧ください。

⚫インフルエンザの検査について⚫️

・インフルエンザの検査は、鼻や喉の粘液をとり、わずか15分程度でインフルエンザの確定診断が行える迅速検査が主流です。

〜検査を受ける時の注意点〜

①発熱後すぐに検査を受けない

・発熱から最低でも6〜8時間、できれば12時間以上は時間を置いてから検査をする方が確実です。

・発熱して24時間以内は感度が低いため、はっきりとした診断にならない場合があります。

・1回目は陰性で、2回目は陽性となるケースも多い。

②喉や鼻の入り口付近で検査した場合

・ウイルスが少ないために、偽陰性となる場合が多い。

③検体に血液が混じった場合

・わずかな血液では問題ありませんが、鼻血などの多量の血液が混じった場合は、偽陽性となる場合があるので、注意が必要となります。

〜検査方法と感度について〜

①鼻腔拭き検査:感度80〜85%

・鼻の奥に綿棒を挿入して、鼻の粘膜を数回こするようにする検査。

②咽頭拭い検査:感度60〜80%

・喉の奥に綿棒を挿入し、喉の粘膜を数回こするようにする検査。

③鼻腔吸引検査:感度90〜95%

・吸引用チューブを鼻の奥に挿入し、鼻汁をとる検査。

※インフルエンザ迅速検査は、100%ではないので、陰性でもインフルエンザの可能性はあります。検査を受ける時間など注意しましょう。スクリーンショット 2015-02-09 11.53.35

看護師からのアドバイス

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