2015年04月30日

解熱剤の使用方法について

入園・入学して1ヶ月経とうとしています。新しい環境には慣れてきたでしょうか?この時期は体力的にも精神的にも疲れが出やすい時期です。早寝・早起きを心がけて、生活リズムを整えましょう。

今回は昨年度利用の多かった疾患ベスト5いついて、また解熱剤の使用についてお知らせします。

〜平成26年度利用の多かった疾患〜

1位:インフルエンザA・B  ・・・・・65

2位:咽頭・喉頭炎     ・・・・・60

3位:感染性胃腸炎     ・・・・・50

4位:中耳炎        ・・・・・31

5位:喘息性気管支炎    ・・・・・29

と以上のようになりました。

・昨年度はインフルエンザAが大流行した為に、利用疾患のトップになっています。しかし、咽頭・喉頭炎や扁桃腺炎、喘息性気管支炎、急性気管支炎などいわゆる風邪と呼ばれる疾患を一つにまとめると、風邪が一番多くなります。

・水ぼうそうやおたふくなどの感染症は、予防接種の普及により年々減少傾向にあります。

・感染性胃腸炎や中耳炎は変わらず多いです。

⚫︎解熱剤の使用方法について⚫︎

〜解熱剤って?〜

・熱を一時的に下げたり、痛みや苦痛を緩和して楽する薬で病気を治す薬ではありません。

・脳の体温を調節する部分に作用して、熱を下げます。

・薬の効果が切れると、再び熱が上がります。

・その病気と熱の状況にもよりますが、効果は4時間〜6時間です。

〜使う時はどんな時?〜

・熱が高く(38.5℃以上)、食事が食べられない、眠れない、機嫌が悪い、ぐったりしている時などに使用します。

・高熱でなくても、頭痛や歯の痛み、耳の痛みなどは状況に応じて使用しましょう。

・手足が冷たく、寒気がする時はまだこれkら熱が上がってくる所なので、解熱剤を使用しても、意味がありません。したがって、熱が上がりきってから使いましょう。

・続けて使用する場合は、最低でも5〜6時間以上の間隔をあけて使用しましょう。

〜なぜ解熱剤を使いすぎるといけないの?〜

・熱性けいれんは、熱が急激に上がる時に起こすことが多いです。

・熱が上がりきってしまえば、起こしにくくなります。

・もちろん、解熱剤では予防はできません。

・熱性けいれんは、けいれん止めで予防しましょう。

・むやみに解熱剤を使用すると、解熱剤の効果で下げた熱が再び急激に上がり、その時に熱性けいれんを起こしやすくなります。

〜解熱剤の正しい使い方〜

・解熱剤を使わなくても、病気は自然と治ります。

・きつそうな時以外は、むやみに使用せず、お子さんの状態により判断して下さい。

・解熱剤を使うタイミングは決して体温や時間で決めないで下さい。

・副作用で低体温になることがあるので注意しましょう。

 

看護師からのアドバイス

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